肩・首の凝り       肩が凝って首がつまる     

  • 毎日パソコンに向かうので肩がパンパンだ
  • 肩が凝ってマウスもうまく動かせない
  • シップや張り薬はその場しのぎだ
  • 息苦しいし、吐き気もする
  • 首の痛みや頭痛までしてきた 
  • 頭痛薬もあまり効かない
  • 時間2980円のほぐし屋さん(素人)では拉致が明かない
  • この苦痛、何とかならないか

安心してください!          肩こりは楽になります

肩こりとは・・・

 首や背中が緊張するような姿勢での作業、猫背、前かがみの人、運動不足、精神的なストレスや長時間同じ姿勢をとる人におこります。首肩は重い頭や腕を支えているのでそれだけで緊張しています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質が溜まり硬くなり、筋肉的にはおもに首の後ろから背中へ広がっている僧帽筋を中心に首の側面の胸鎖乳突筋や斜角筋などの筋肉に凝りや痛みを感じます。

 しかし、胸鎖乳突筋や斜角筋は別として、一番大きな僧帽筋は姿勢を保ったり身体を守っている筋肉です。関節を動かす筋肉ではないのでそれ自体が伸縮する筋肉ではありません。したがってそれを指圧したり、揉んだりしてもその瞬間だけ気持ちよくても、かえって筋の緊張は高まっていき逆効果です。

 

肩凝りの原因と治療

 私は僧帽筋を緊張させている肩甲骨関連の筋肉(胸の筋肉を含む)と腕の筋肉に酸素を入れて疲労をとることが重要だと考えています。パソコンでも台所の仕事でも、人は仕事をするときは殆ど、手の甲を上にして(回内位で)前かがみの姿勢になります。

 この手の甲を上にする(回内位)姿勢は前腕・上腕の筋肉をねじり、肘を外側に向け、肩甲骨の動きをロックしてしまいます。しかも前かがみの姿勢が胸の筋肉を縮め、肩甲骨を前に引っ張り、猫背の姿勢を作り、頭を前に傾け、首の筋肉の緊張を呼びます。さらに胸の筋肉は呼吸を補助する筋肉でもあるため、胸の筋肉が縮まると息苦しさも感じます。

 ですから、僧帽筋などの凝りや痛みを感じている筋肉の緊張の原因となっている胸の筋肉、肩甲骨関連の筋肉、腕から母指球までの筋肉に酸素を送り、柔軟にすることが肩凝りを楽にする一番の近道となります。

 ただ、肩首の凝りは精神的なストレスや、内臓に起因するものもあり、これがすべてと言うことではありません。