椎間板ヘルニアの原因は下腿と臀部の筋肉に
通常、椎間板ヘルニアの原因は腰椎の4・5番辺りの椎間板からゲル状の髄核が出っ張って神経を圧迫しているからとされ、手術でもその出っ張った髄核の除去術が施されます。しかし、手術をしても痛みやしびれが残ったり、すぐに再発することがよくあります。それは椎間板ヘルニアの本当の原因がそこにはないことを意味します。それは結果としての局所であって原因ではないのです。
私は椎間板ヘルニアの症状と筋肉の状態と、強い坐骨神経痛の症状と筋肉の状態がほとんど同じだと認識してから、椎間板ヘルニアを坐骨神経痛と位置づけて治療を続けてきました。その結果、画像診断で椎間板ヘルニアと診断されて当院に来られた患者さんを全員、再発することなく完治に導くことができました。幸い、椎間板ヘルニアの患者さんの年齢が10代~40代と若かったので、施術回数も4~8回で治っていかれました。その中にはレギュラーに返り咲き、全国大会でプレーできたサッカー選手や自己新記録を出した陸上選手、仕事を辞めなくて済んだ会社員、赤ちゃんの抱っこができるようになったお母さんなどが含まれます。
だからあきらめないでください。椎間板ヘルニアは治ります。
施術内容は「坐骨神経痛」のページに掲載しておきますが、上記した「髄核の出っ張り」もなくなるのは髄核がゲル状の柔らかい物質でできているからなのでしょう。