変形性膝関節症    階段の昇り降りがつらい

  • 靴下を履くときも膝が痛くて曲がらない
  • 立ち上がるたびに膝が痛む
  • 膝が痛くてちょっと歩くのも躊躇してしまう
  • 鎮痛剤を飲んでも痛い
  • 軟骨が擦り減っている・半月板がずれていると言われた
  • 手術を勧められているが・・・
  • ヒアルロン酸注射や水抜きをしても一向に良くならない
  • 筋肉を鍛えなさいと言われたが、痛いののにどうやったらいいのか?
  • この膝痛から解放されて家族や友達に気を使わせずに旅行に行きたい

  安心してください!変形性膝関節症は治ります

膝痛の原因は下腿内側の筋肉に

  • 軟骨は加齢により擦り減ってきますが、膝痛にならない人も大勢います
  • 半月板は事故などで相当強い衝撃を受けないと損傷しません
  • ヒアルロン酸で治った話を聞いたことがありません
  • 膝の水(滑液)は炎症を抑えるために湧いてくるものなので、炎症があるうちは抜いてもすぐに溜まります
  • 痛いのに筋肉を鍛えるのは無理です 働いてくれる柔軟な筋肉を作ることです
  • 手術で人工関節を入れれば膝の可動域は狭くなり、動作が制限されます とわいえ、膝の人工関節の手術をしてリハビリに耐えられれば、痛みなく歩けることが多いのも事実です

人は2足歩行のため、4足歩行の動物に比べ体重から受ける膝の負担は大きくなります。特に荷物を持ったり運動をすると体重の何倍もの重量が2本の足にかかります。しかし、膝の関節や軟骨、半月板が体重を受け止めているわけではありません。その重量を受け止めて支えてくれているのはおもに膝の関節を守っている下腿内側の筋肉です。足の指(足趾)は小指より親指の力が圧倒的に強いことからも、外側よりも内側の筋肉が重量の負担を負っていることがわかると思います。

膝痛の患者さんは全てと言っていいほど、内側の腓腹筋が酸欠で硬くなっており、膝痛歴が長い人ほど腓腹筋の塊が大きくなっています。硬い腓腹筋は重量を受け止めてくれないので、その負担が年配の人なら膝痛となり、股関節痛になる人もいます。それがランナーの場合には膝付近の腸脛靭帯にきます。それがランナー膝と言われるものの正体です。

安心してください!膝痛は治ります。

 当院ではその内側の腓腹筋に酸素を送り柔らかくすることで、腓腹筋の役割を促します。腓腹筋が重量を支えてくれるようになれば、膝の負担は軽くなり、痛みは治まります。それから脚全体の筋肉の施術や、ふだんの生活でのストレッチや歩行時のアドバイスをしていきます。